【新刊】 沖縄戦のトラウマ  保坂廣志  <紫峰出版>

2015年1月17日 | 戦後史, 新刊, 沖縄, 沖縄戦 |

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著書名: 沖縄戦のトラウマ  心に突き刺す棘
著者名: 保坂廣志
出版社名: 紫峰出版
出版年: 2014年10月
価格: 2808円(税込)

◇沖縄戦からやがて70年、この戦争は人間の罪過を撃つ膨大な記録を生みだし、
「命こそ宝(ヌチドウタカラ)」という教訓を生み出した。
反面、沖縄戦は沈黙の岩盤と呼ばれ、生存者多数が本当の戦争話を自分の心の奥深く幽閉してしまった。
悲惨で残酷・無慈悲な戦場で死体に何も感じず、涙も出さなかったのは、
そうすることが生存への力となったからである。
しかし、そうした心の麻痺は戦争トラウマとなり戦場から生還した人々の夢に侵入し、
幸福感を追い出し、大小の暴力を生み出す元凶となった。
20年余にわたり戦争トラウマを調査した沖縄戦研究者が、日米の膨大な記録の分析、
戦争現場のアウトリ-チ、形の復元等を通して、戦争の心の闇に迫る。 (紫峰出版紹介記事より)

第1章: 沖縄戦の心の傷(トラウマ)とその回復
第2章: 沖縄戦の記憶 -戦争トラウマとその「かたち」
第3章: 沖縄戦と米軍兵士の戦争トラウマ

◆著者によるまえがきより抜粋です。
『・・・沖縄の高齢者介護センターには、笑えないお年寄りの戦争話が詰まっている。
「敵が来た」や「弾が飛んでくるぞ」などは許容範囲内で、
やがて「伏せろ、伏せろ」から「逃げろ、逃げろ」に話は変わる。
その時、介護者や医療関係者は一斉に付近に身を隠すか、退避動作をなそうとする。
今まさにお年寄りの”感情近辺”で敵砲弾が炸裂したわけで、安穏と戦野に身を露わにしてはならない。
お年寄りの記憶の噴火の先には、確かに恐怖が横たわっており誰も現場では安泰ではいられない。
全員逃げるのだ。・・・』

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